Point 1
Point 1
2003年創業の新しい会社。近年、オールラウンダーな水産加工会社として急成長中!
Point 2
Point 2
「人」を大事にする情熱の男。新しいことをどんどん取り入れる。
Point 3
Point 3
自社の利益だけでなく地域全体を盛り上げることにも意識を向けている。
2003年11月13日、有限会社ミノリフーズを設立。2011年2月魚町工場、完成。2011年3月、東日本大地震により魚町工場が全壊。2012年魚町第一工場、2017年魚町第二工場を完成。 2021年5月ミノリフーズ株式会社に社名変更。日本全国に水揚げされる様々な魚介類を仕入れ、「欲しい」に合わせた「最適な加工」を提供。刺身・寿司ネタ、小売向け生鮮・加工食品、食品工場向け加工、生鮮鮮魚等を取り扱う。年間仕入実績は2020年3,200t、真鱈、秋鮭、銀鮭、サバなど様々な魚種を仕入。
1983年生まれ、宮城県石巻市出身。ミノリフーズ(株)代表取締役。高校卒業後、サラリーマンを経て24歳の時に父親が営むミノリフーズへ転職。27歳の時に東日本大震災で自宅と会社が全壊。35歳、2代目の代表取締役に就任。水産業を越えて、食に関する新たな事業の立ち上げを目指し、他会社の取締役にも就任。
石巻の水産加工業は「レッド・オーシャン」の状態だと言われています。市場規模に対して業者数が多く、水産加工会社同士が連携することは稀だったということです。でも、一つ一つの業者を見ていくと、ミノリフーズが真鱈や銀鮭の加工を得意としているのと同じように、カキ、イカ、タコなどそれぞれの得意分野があって、品質にこだわった魅力的な商品を作っています。震災で大変な苦労もしましたが、そのぶん力をつけ、設備も一新されました。今、石巻の水産加工業の実力は日本ナンバーワンだと私は思っています。みんなの強みを集結させれば、地元の水産業はもっともっと元気になるはずです。
ミノリフーズは「一人勝ち」を目指していません。一社だけ儲かっても、日本最大級の石巻魚市場に水揚げされた魚をすべて受け入れることはできませんから。ライバルの加工業者をはじめ、漁師さん、漁港、運送会社、小売店など、水産業を支えるすべての人たちが潤う必要があります。
私たち加工業者の一番の悩みは、販路の拡大です。ミノリフーズは営業にひと際力を注いでいますが、新しく獲得した販路は、積極的に同業者たちに開示します。足を引っ張り合うのではなく、それぞれの強みを生かして、つなげたパイプを太くしていけばいい。石巻の水産業の「ハブ」(中核的存在)になりたいと考えています。
人間はみんな、カッコつけたいものです。自分の弱点や悩みは隠したい。それが人情でしょう。でも私は逆に、弱点や悩みはどんどん他の人に打ち明けます。正直に話せば、有効なアドバイスをしてくれる人や、応援団になってくれる人が必ず見つかるものです。
ビジネスも同じだと思います。石巻の水産業が困っていることを世の中に発信していくべきです。「後継者がいない」「販路がない」。課題は山ほどあります。それをオープンにすれば、他の地域の同業者や、あるいは全く別の業界の人からアドバイスがもらえて、それがイノベーションにつながることもあると思うのです。
私たちミノリフーズの課題を一つ打ち明けるとすれば、まさに「世の中に発信する力」、つまり広報力です。ミノリフーズの魅力や長所だけでなく、課題や短所も含めて、「伝える力」を備えた人を必要としています。
各種SNSでの発信、会社ホームページのアップデート、展示会への出席など、広報戦略を担ってくれる人、総合プロデュースしてくれる人を求めています。SNSの時代になりました。動画配信なども含めてなんでも挑戦する意気込みはありますが、アラフォー世代の私は正直言ってSNSを上手に使いこなせていません。若い人に力を貸してほしいです。新しいことにどんどんチャレンジしていきたいです。
水産業のことを全く知らない人、大歓迎です。業界内では当たり前すぎることが、世の中的には実はすごかった。そんな「気づき」がたくさんあると思います。私たちがどんな会社なのか。どんな商品を作っていて、どんな人たちが働いているのか。加工の細かさ、技術力には自信をもっています。それを幅広く世の中に伝えてほしい。会社のことだけでなく、石巻の水産業全体の魅力や課題も広めてほしいです。
会社の売り上げを増やすことよりも、まずはミノリフーズを知ってもらうことだと思っています。会社のファンをコツコツと増やしたい。そこからはじまって、石巻のファンになってもらい、石巻の魚のファンになってもらう。そんな波及効果が生まれればと思っています。「手伝ってみたい!」と思ってくれた人は、ぜひエントリーしてください。
フィッシャーマン・ジャパン
漁業のイメージをカッコよくて、稼げて、革新的な「新3K」に変え、次世代へと続く未来の水産業の形を提案していく若手漁師集団。2024年までに三陸に多様な能力をもつ新しい職種「フィッシャーマン」を1000人増やすというビジョンを掲げ、新しい働き方の提案や業種を超えた関わりによって水産業に変革を起こすことを目指す。
ワラサクラブ
石巻の水産加工業の未来を担う中核、経営人材が会社の垣根を越えて繋がる団体。販路の共有や商品企画、採用・育成をチームで行うことにより、水産業の活性化ひいては石巻の「産業ブランド」つくることを目指す。 石巻の恵まれた海の幸を強みに、チームでの商品企画や販路開拓とユニークな挑戦を続けています。